水脈の会 葡萄狩り

知多郡東浦町一つ池 石田農園にて 2006年8月30日

全員

お腹いっぱい食べたブドウの皮の山 亜希子
風抜ける満腹の葡萄棚の下
一房のぶどうになって茣蓙の上 五 月
おみやげは絵手紙にして友だちへ ま い
鈴なりのぶどう 袋のカッパ着て 翡 翠
ぶどうの葉重なり合って力出す 三千子
お日さまの匂いする 葡萄畑の葡萄 恭 子
正午にはもう二房も食べたぶどう ほしみ
大府まで秋を捜して葡萄狩り すみゑ
ケータイで〈お土産買っていきますよ〉 浪 枝
棚抜ける風がすうっと懐へ 和左子
果樹園の中で笑えば若返る 裕 子
ぶどう園に集まる人はブドウ好き 順 子
経を聞くぶどう畑を思いつつ 志津代
大粒の葡萄頬ばり汗を拭き 和 尾

■葡萄棚の下で心を解く友だち。軽い冗談を交えながら、いまの苦境を聞いている。笑顔で帰られほっとする。恒川和左子
■葡萄の皮を剥いて食べていると笑われる。根っから葡萄好きでないからだろう。一房も食べられないでいる。堀  恭子
■草の匂い土の匂いがする。葡萄の葉が風に揺れて日常を忘れそうになる。自然の大地は慰めには充分である。香田 裕子
■石田農園の巨峰の味は天下一品。これを食べたら他のものは食べられない。三房食べて満足。心はぶどう色。児玉 浪枝
■久しぶりに楽しみました。山梨の巨峰より美味しかった葡萄。出来も良し。土産話も出来、宅配便も楽しみ。木野すみゑ
■バテ気味の体に葡萄と山葵漬はとてもおいしかった。ことしも無事に参加できたことに感謝。元気でいよう。西川ほしみ
■一粒めの葡萄をドキドキしながら口にする。甘い……。天候不順にも負けず、太陽を封じ込めた見事な葡萄。深谷  歩
■もっとたくさん食べられると思ったが、すぐに満腹になってしまい、棚から下がる葡萄の袋を見上げている。春日井五月
■草の丈を見ていると田舎の川のある風景を思う。その草も秋になれば、実や穂をつけ少しの動きが生まれる。吉田三千子
■タクラマカン砂漠のオアシスで一房が一メートル以上もあるのが干葡萄になっていく。皺の小父さんがいた。内田 順子


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