綿毛 昴 2008年4月号 渡辺 和尾・選 |
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| 集まると芸能通が半数も | いまいまい |
| 少女らの声が弾ける春の坂 | 園部志津代 |
| 午後二時の日差しのせいで出る嚔 | 春日井五月 |
| 言い放し聞き放しで春になる | 恒川和左子 |
| 買い置きの鎮痛剤も期限切れ | 児玉 浪枝 |
| 爺の髭伸ばすことなど暇潰し | 尾崎志津子 |
| 憂いのあるメロンです 一口いかが | 柳田みずき |
| 寒いねえ寿司屋の客もみな帰り | 水野亜希子 |
| 間違いを重ね終日雨模様 | 堀 恭子 |
| 帰宅する 猫の出迎え受けながら | 渡辺 妙子 |
| 北の風 臨時休業この店も | 吉田三千子 |
| カーテンを替えただけでも良い感じ | 深谷 歩 |
| 軍艦の舳先 強くできている | 内田 順子 |
| 肩の荷を下ろした後に来る寒さ | 後藤 峯子 |
| 新しい冷蔵庫来た おとなしい | 川嶋 翡翠 |
| 工事中のコンビニ もうすぐ開店に | 奈尾はるか |
| 赤ちゃんとひいばあちゃんは通じ合う | 東川 和子 |
| じんわりと玄米噛めば甘い風 | 上地 弘子 |
| 日曜日は二人して家にいる | 西川ほしみ |
| 手づくり雛を桃の日のために | 木野すみゑ |
| 財布には過去というものだけ溜まり | 渡辺 和尾 |
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