綿毛 昴 2008年 1月号   渡辺 和尾・選

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日曜は日向ぼっこをいたしましょう  深谷  歩
七割は女性で占める美術展  恒川和左子
腕を組む相手もなくて雪だるま  内田 順子
それらしき格好をしたガードマン  水野亜希子
灰汁抜きをされた人から消えていく  柳田みずき
餅は膨れて寒いねと言い萎んだよ  尾崎志津子
たこ焼きの蛸探してる 公孫樹降る  堀  恭子
迷路には出口が一つ待っている  いまいまい
寒い朝会葬お礼のお茶を飲む  春日井五月
ライトアップされて紅葉は寝不足に  渡辺 妙子
顔よりも大きなマスク買ってくる  児玉 浪枝
診察のときに言われるお大事に  吉田三千子
紅葉をばっさり伐って新年へ  園部志津代
年末のガラス磨けば雨が降る  川嶋 翡翠
百までは生きると薬ばかり飲み  奈尾はるか
親看てる友に会えない数か月  後藤 峯子
淋しいね その日暮らしに唐辛子  東川 和子
孫の手を使う冬の始まりに  西川ほしみ
風が吹き富士山見える冬の晴れ  木野すみゑ
  
歌番組で賑やかになるテレビの箱  渡辺 和尾


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