長谷部一郎
 チェロ・リサイタル

1999.5.30(日)14:00
電気文化会館ザ・コンサートホール
全自由席 2500円
お問合せ・マネージメント:
ルンデ(052)203−4188

 名古屋出身、才能教育で4歳よりチェロを始めた長谷部一郎は、一旦名古屋大学経済学部に進学するも、大学1年の夏に草津音楽祭に参加したことをきっかけに本格的な音楽活動を決心。倉田澄子氏に師事し、その後桐朋学園大学ディプロマコースに入学、両学校を卒業・修了した。
 95年に日本音楽コンクールチェロ部門第1位を受賞し、以後、リサイタルの他、オケ・室内楽の分野でも精力的に活動している。
 95年より2回目となる名古屋でのソロ・リサイタル。今回は若手作曲家・ピアニストとして活躍する新垣隆をパートナーに迎え、重量級プログラムを披露する。
 「バッハの無伴奏組曲第5番、ベートーヴェンの3番はチェリストにとってとても重要なメジャー曲。ヤッキーニはバッハと同時代で、まさしくチェロがソロ楽器として見直された頃に作られた曲。リンドベルイは今注目されている現代作曲家のひとりで、ありとあらゆるチェロの技法がふんだんに盛り込まれています。」
 チェロという楽器、そしてチェロ音楽の様々な魅力がこのプログラムに込められていると言っても過言ではない、彼の思い入れたっぷりのプログラミングだ。
 なお、6月には東京 紀尾井ホールでソロ・リサイタル。また、7月にはチェロアンサンブルサイトウコンサート出演、9月にはしらかわホール主催による「アーティスト・プロデュース・シリーズ」に出演し、今後ますますの飛躍が期待される。

共演:新垣 隆(pf)

プログラム:

ヤッキーニ:ソナタ 作品1の7
シューマン:アダージョとアレグロ
リンドベルイ:ストローク
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ 作品40
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 BWV.1011
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第3番 作品69



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