２００９年１０月１２日（月・祝）
開演　１３：３０
宗次ホール
【全指定席】 前売：4,500円／当日 5,000円

周　耀錕 （二胡）

中国を代表する著名な二胡奏者のひとり。江西省生まれ。
国家一級演奏家。国家級特殊貢献演奏家。
中国中央民族楽団で首席奏者を２０年余り務め、中国国内のみならず、海外数十カ国で演奏経験を持つ国際的奏者である。演奏活動の傍ら、二胡独奏曲の作曲も精力的に行い、主編、録音を行った「二胡練習曲集」「全国考級教材」等は国内外の二胡学習者に幅広く利用されている。全国二胡コンクールの審査員も担当。若手の育成にも熱心で、才能ある若手演奏家を数多く輩出している。
コンサートと指導のため、たびたび来日。1999年10月〜2001年10月まで華夏音楽学校専任教授、2005年5月に再来日後は、天華二胡学院講師として、日本における二胡の普及と教育に力を注いでいる。日本二胡学会会長。
2003年 「周　耀錕　二胡作品集」、2007年 「中国音楽家系列之二胡大師―周耀錕」を出版。

張　林 （揚琴）

中国洛陽生まれ。５歳より揚琴を学び、北京中央音楽学院付属中学に入学。在学中は揚琴の第一人者、田克倹氏に師事。
1987年同学院（大学）卒業後、中央歌舞団に入団し揚琴首席奏者に就任。89年来日、東京学芸大学大学院に入学。在学中より全国的な演奏活動を展開。93年ソニーミュージックよりソロアルバム『中国の美音／揚琴』を発表し、同年『ステレオマガジン』誌の年間最優秀録音特別賞を受賞。98年カナダのトロントに移住。
現在、アメリカ大陸と日本で演奏活動を展開。揚琴音楽の幅を広げるべく、ベースとのデュオを初め、西洋や日本の楽器とのコラボレーションも積極的に行う。02年より東京で毎年「張林　揚琴リサイタル」を開催し、生の音を大事にした音作りで好評を博している。また、長年にわたり多くの二胡奏者の伴奏を務め、一流の伴奏者として、日本で活躍する二胡奏者からの信頼も厚い。アルバム『弦外之音』『新疆風謡』をリリース中。
http://lasa-kikaku.cside.com/zhang-lin/

北川美晃 （ピアノ）

三重県出身。三重県立上野高校卒業、東京音楽大学ピアノ科卒業、愛知県立芸術大学大学院音楽研究科（ピアノ）修了。全日本学生音楽コンクール入賞、ピアノ教育連盟ピアノ・オーディション全国大会入賞。在学中より声楽、弦・管楽器の伴奏、室内楽などの演奏活動を始め、 下垣真希（ソプラノ）他、多数のリサイタル、コンサートのピアニストを務めるなど伴奏、室内楽、合唱、独奏と幅広く活動を行っている。
また中国の伝統楽器や歌手との共演も多く、世界的二胡奏者である賈鵬芳＜ジャー・パンファン＞をはじめ、長年にわたる張柳春（ソプラノ）との共演や中国のパヴァロッティと称される世界的なテノール歌手 魏松＜ウェイ・ソン／上海歌劇院副院長＞のリサイタル伴奏などを務める。またミュージカル俳優沢木順（元劇団四季）、テノールアーティスト片山賢吉郎、シャンソン歌手（歌と語り） 児玉たまみなどとのコンサートやライヴ活動や、胡弓はじめ三味線、和太鼓などの和楽器との共演などジャンル超えた幅広い演奏活動を行っており、各ソリストから大きな信頼を得ている。
2007年10月にリサイタルを開催（名古屋　電気文化会館ザ・コンサートホール）。 http://www1.ocn.ne.jp/~sonare/