今村泰典 バロックリュート・リサイタル
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《ルンデの会4月例会》
2006年4月18日(火)19:00(開場 18:30) スタジオ・ルンデ(名古屋市中区丸の内 2-16-7) 「シルヴィウス・レオポルド・ヴァイスの音楽」 Silvius Leopold Weiss (1686 - 1750) 組曲 変ロ長調 組曲 イ短調 【参加会費】 ◎飲み物付き 一般 5,000、ペア 9,000、学生 2,500 ※一部座席予約可(160席中約50席、学生除く) 【予約、お問合わせ】 スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188 |
今村泰典 プロフィール |
1953年、大阪に生まれる。スイスのバーゼル市立音楽院古楽器科(スコラ・カントルム)にてオイゲン・M・ドムボワ、ホプキンソン・スミスの両氏にリュートを、また同時に通奏低音およびルネッサンス・バロック演奏解釈をトン・コープマン、ヨハン・ゾンライトナーの両氏に師事し、1981年ソリスト・ディプロマを取得し同校を卒業する。
在学中から数少ないソリストとしてまた、通奏低音奏者として各地の音楽祭に招かれ、ヨーロッパ各国から中近東、アジアの国々まで幅広く演奏活動を行っている。ソロのCDとしてS. モリナーロのファンタジア全集(ドイツ・ハルモニア・ムンディHM858-2/BMGビクターBVCD-607)、J. S. バッハ:リュート作品全集(エトセテラKTC1089、1109/KTC2501)およびR. ド・ヴィゼー・テオルボ作品集(カプリッチオ10464)、ヴァイス(カプリッチオ10745)がある。尚バッハのCDに於いては「全てのバッハ・リュート作品全集の録音の中でもっとも説得力があり、感銘深い演奏」、またド・ヴィゼーのCDに於いては「このCDは撥弦楽器におけるルイ14世時代の“偉大な世紀”の神髄を表している。」といずれもフランスのディアパソン誌が絶賛している。また、モリナーロもバッハも日本ではいずれもレコード芸術誌で推薦や特選になっている。 一方、T. コープマン、W. クリスティ、Ph. ヘルヴェッヘ、J. ファン・インマーゼール、M. コルボー、H. リリンク、J. C. マルゴワール、R. アレッサンドリーニ、A. マルコン、T. ベルガンサ、R. ヤコブス、C. バルトリ等著名な音楽家とも共演し、アールヒーフ・ドイツ・グラモフォン、デッカ、エラート、フィリプス、ドイツ・ハルモニア・ムンディ、カプリッチオ、ハルモニア・ムンディ・フランス、アストレ、デンオン、アコー、アデス、アダ、オープス111等の著名なレーベルに100枚以上のレコードおよびCDを録音、またテレビやラジオ放送にも数多く出演している。特に2005年チェチリア・バルトリ、マーク・ミンコフスキーと録音したCD「禁じられたオペラ」は各音楽雑誌で絶賛されミリオンセラーとなる。 現在、フランスのストラスブール国立音楽院(コンセルバトワール・ナショナル)リュート科教授、ドイツのフランクフルト国立音楽院(ムジーク・ホッホシューレ)リュート科講師として後進の指導にあたる一方、イタリアのウルビーノ(1982〜1990)、サルデニア(1992〜1994)およびベルギーのスパ等の夏期講習会の講師も務めている。 レ・ムジシャン・ドゥ・ルーヴル(M. ミンコフスキー指揮)、ラ・スタジォーネ・フランクフルト(M. シュナイダー指揮)、カメラータ・ケルン、ル・パルルマン・ドゥ・ミュジーク・ストラスブール、その他数々の古楽アンサンブルのメンバーである。 また最近、アンサンブル「フォンス・ムジケ」(ソプラノのモニック・ザネッティ、カウンター・テナーのパスカル・ベルタン等がメンバー)を結成し、ヨーロッパおよび日本各地で演奏会を催し、CDにもランベール、ボノンチーニ、ステファーニ、カルダーラなどの作品を定期的に録音し好評を得る。とりわけこのアンサンブルのデビュー盤「ランベールのエア・ド・クール」(エトセテラKTC1195)はフランスのクラシック誌で「クラシック賞」、アゴスティーノ・ステファーニのカンタータ、トリオソナタ集ではドイツの音楽雑誌フォノ・フォルム誌で「フォノ・フォルム賞」を受賞する。 ルンデの会例会には、過去、1986年3月にリコーダーのコンラート・シュタインマンと、また1998年4月にソロ・リサイタルで登場している。 |