村上千佳 ピアノ・リサイタル
Chika Murakami  Piano Recital

村上
2006年3月21日(火・祝)14:30(開場 14:00)
電気文化会館ザ・コンサートホール

ラモ−:「新クラヴサン曲集」より
ラヴェル:夜のガスパール
フォーレ:ヴァルス・カプリス 全4曲

【全自由席】 3,500円/学生 2,000円
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188


●東京公演:3月30日(木)19時 東京文化会館小ホール
村上千佳 プロフィール
 1987年パリ国立高等音楽院ピアノ科を審査員全員一致の一等賞を得て卒業。その後ブーローニュ・ビヤンクール国立音楽院室内楽科及び伴奏科を経て、パリ国立高等音楽院ピアノ科第3課程研究科を修了。89年第5回マルサラ国際ピアノコンクール入選。91年マリア・カナルス国際コンクールにて名誉ディプロマ嘗を受賞。山口普子、藤村佳美、矢部 民、安川加寿子、ジャック・ルヴィエ、パスカル・ドゥヴァイヨン、テオドール・バラスキヴェスコ、ヴァディム・サハロフ、レフ・ナウモフ、ジェルメヌ・ドゥヴェーズの各氏に師事。
 パリ国立高等音楽院在学中、メシアン「世の終わりの為の四重奏」を演奏、作曲者自身より称賛を受けたのを始めとして、アヴィニョン・プロヴァンス・オーケストラ、ニューチェンバー・オーケストラと共演の他、ポルトガル・シントラ音楽祭、ドイツ・シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭に出演するなど、ヨーロッパ各地で数多くの演奏活動を行っている。とりわけ南仏バスク地方の国際ピアノ・フェスティバルでの演奏は、地元紙シュド・ウエスト紙上で絶賛された。
 日本では、90年、スタジオ・ルンデにおける初リサイタルを皮切りに、94、97、00、03年に東京、名古屋の主要ホールでリサイタルを開催し、いずれも好評を博す。また、種々の協会やホール主催のシリーズでは、〈1910 フランスとロシアのプレリュード〉〈今宵はBと戯れて〉等と題したオリジナリティに富んだ演奏会を展開すると同時に、邦人作品の改訂初演にも携わる。さらに伴奏、室内楽奏者としても活発に演奏活動を行っており、そのサポートぶりには定評がある。NHK−FMにも数回に亙り出演。また、ヤマハピアノフェスティバルに審査員として招かれるなど、活動の範囲は多岐にわたる。
 現在、国立音楽大学非常勤講師として後進の指導にも積極的に取り組んでいる。


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