吉原すみれ 《響 9》
YOSHIHARA SUMIRE  Percussion Recital

吉原すみれ
《ルンデの会10月例会》
2005年10月22日(土)19:00(開場 18:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)


北爪道夫:サイド・バイ・サイド
高橋悠治:朝のまがりかどまがれ
Nebjsa J. Zivkvic:“Generally spoken it is nothing but rhythm”
池辺晋一郎:MONOVALENCE IV for Marimba etc.
Per Nórgård:“I Ching” (第3・4楽章)


【参加会費】一般 5,000、ペア(要予約)9,000、学生 2,500
      一部座席予約可(160席中約50席、学生除く)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188

吉原すみれ

 東京生まれ。幼少の頃より、工藤昭二のマリンバのレッスンを受ける。高校入学時より、打楽器を小宅勇輔に師事。東京芸術大学に入学し、打楽器一般を有賀誠門、マリンバを高橋美智子に師事。
 1972年東京芸術大学大学院在学中に、ジュネーヴ国際コンクール打楽器部門で優勝、同時に各部門のグランプリであるプリ・アメリカン賞も受ける。以後、ヨーロッパ、日本を中心にソロ活動を続ける。
 1977年ミュンヘン国際コンクールで1位なしの2位。ソロレコードがRCAより全世界に発売される。
 1979年より85年までカメラータ・レーベルにて5枚のソロ・アルバム(吉原すみれ・打楽器の世界1−5)を制作。1980年サントリー音楽賞受賞。アルバム「吉原すみれ・打楽器の世界1」において芸術祭優秀賞受賞。
 アンサンブル・ヴァン・ドリアン、トライアングル・ミュージック・ツアーなどアンサンブル活動も行い、アンサンブル・ヴァン・ドリアン団員として1983年中島健蔵賞受賞。1986年立花隆の制作録音によるCD「とぎれた闇」を発表。1986年−93年CBSソニーで4枚のソロCDと1枚のデュオCD(笛の藤舎推峰との「デュエル」)を制作。
 1991・97年ミュンヘン国際コンクール、1992年ジュネーヴ国際コンクール、審査員。1993年ニューヨークにてミュージック・フロム・ジャパン公演。97年「打楽器通信」、2002年「打楽器通信2」(フォンテック)CDリリース。
 2002年第20回中島健蔵音楽賞優秀賞を受賞。「アンサンブル・タケミツ」メンバー。
 1999年より武蔵野音楽大学非常勤講師。
 ルンデの会例会には1983年を皮切りにすでに14回来演(下記)、常に意欲的なプログラミングと独特の緊迫感あふれる演奏で聴衆を魅了し続けている。

吉原すみれ ルンデの会例会来演記録
1983年 7月 《響》〜 吉原すみれ、打楽器の世界
1984年 5月 沢井一恵 〜 漂う島 〜 吉原すみれ
1985年11月 《響 2》〜 吉原すみれ、打楽器の世界
1986年 7月 打楽器の饗宴1 吉原すみれ/山口恭範/種谷睦子
1986年12月 打楽器の饗宴2 『東西の笛と打楽器の調和』
  吉原すみれ/種谷睦子/藤舎推峰(笛)/村田四郎(fl)
1987年 4月 打楽器の饗宴3 『他人さまから見た打楽器』
  吉原すみれ/山口恭範/種谷睦子/中谷満/小栗まち絵(vn)/木村茉莉(hp)
1988年 5月 《響 3》〜 吉原すみれ、打楽器の世界
1989年 4月 吉原すみれ VS 数住岸子 〜 高橋悠治作品集
《ルンデ開館記念日特別例会》
1990年 7月 《響 4》〜 吉原すみれ、打楽器の世界 【共演】中谷満(perc)
1991年12月 吉原すみれ VS 数住岸子 Part 2
1993年10月 《響 5》〜 吉原すみれ、打楽器の世界
1996年 5月 《響 6》〜 吉原すみれ、打楽器の世界
2001年 4月 《響 7》〜 クセナキスを偲んで 【共演】小川真由子(perc)
2003年11月 《響 8》 【共演】谷 篤(bar)

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