アンサンブル・アニマ・ウィーン
Ensemble Anima Wien

2005年9月25日(日)14:00(開場 13:30)
スタジオ・ルンデ



コダーイ:セレナード ヘ長調 Op.12
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 K.465 「不協和音」
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44


【全自由席】一般 5,000、学生 3,500
【予約、お問合わせ】コンサート オフィス アルテ
 TEL:03−3352−7310
【マネージメント】ルンデ 052−203−4188

●1991年、ヴァイオリンの中澤きみ子を中心に「ウィーン東京アンサンブル」として結成された。
 確かなテクニックと豊かな音楽性を兼ね備えながら、ウィーン正統派の解釈に基づく、現在では希少な存在となりつつある“個性豊かな”アンサンブルである。
 誇り高きウィーン音楽の伝承者達―あの『ウィーン・アルバン・ベルク・カルテット』―に久しく薫陶を受け、弦楽アンサンブルにとって何が一番大切かを熟知している。
 古今の、ウィーンゆかりの作曲家たちの作品をメイン・レパートリーに、確実に磨きをかけ、今や押されもせぬ最もウィーンらしいアンサンブルとしてその名を知られている。そして今年、名称も新たに「ウィーン東京アンサンブル」から「アンサンブル・アニマ・ウィーン」と改め、さらに飛躍が期待されている
出演者プロフィール
 

中澤きみ子 Kimiko Nakazawa, Violin

 鈴木鎮一、海野義雄の両氏に師事。1977年よりオーストリアに留学、モーツァルテウム音楽院で学び、最優秀で修了。同音楽院コンクール第1位を獲得。91年、ウィーンの仲間たちと「ウィーン東京アンサンブル」を結成、内外で高い評価を得る。毎年ソロの海外公演を行なっており、99年にはボン他各地で、リサイタルを行い、「我々の想像をはるかに超えて日本の女流ヴァイオリニストがウィーンのベートーヴェンを聴かせてくれた!」と絶賛される。2000年、文化庁在外研究員としてウィーンに留学。
 現在、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲全5曲の録音を巨匠フィリップ・アントルモンの指揮、名門ウィーン室内管弦楽団と進めている。

ルードヴィッヒ・ミュラー Ludwig Müller, Violin

 オーストリア、レオーベン生まれ、ウィーンにてG.ピヒラー氏に師事。ウィーン室内管弦楽団、ガダケス・オーケストラの音楽監督、及び第1コンサートマスターとして世界の主要音楽祭に参加。これまでにホリガー、メニューイン、シフ等多くのアーティストと共演し、高い評価を得る。ウィーン音楽大学等で後進の指導も行なっている。

ゲオルク・ハーマン Georg Harmann, Viola

 ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学にて、H. ベイユーレ氏らに師事。同大学を最優秀で修了、特別賞受賞。1981年から83年までウィーン交響楽団、ハイドン管弦楽団コンサートマスターを務める。88年より90年までハノーヴァー音楽大学で教鞭をとる。ウィーン室内管弦楽団主席ヴィオラ奏者を98年まで務める。現在ウィーン音楽大学で教鞭をとる。

マイケル・ウィリアムス Michael Williams, Cello

 フランスで生まれ、エリザベス二世奨学金を得て、さらに名誉のあるオーストリア・カウンシル賞を受賞した。その後、ロンドン、ウィーン、バーゼルにて研鑚。ハインリッヒ・シフ、アンドレ・ナヴァラ、ポール・トルトゥリエに師事。ウィーンコンツェルトハウスにてアンサンブル「アマールコード」のCD2枚をリリース。現在、ウィーン室内管弦楽団主席チェリストを務めながら世界で活躍中。
共演ピアニスト プロフィール
 

ヘンリ・シーグフリードソン Henri Sigfridsson, Piano

 1974年フィンランドのトゥルクに生まれる。パヴェル・ギリロフ、ラザ0ル・ベルマン両氏に師事。94年ワイマールでのリスト国際コンクール第1位、95年ノルディック・ソリスト・コンクール第1位、2004年マリア・カナルス・コンクール第2位。アシュケナージ指揮のチューリヒ・トーンハレ管弦楽団と共演するなど精力的なコンサート活動を展開、現在ヨーロッパで最も注目を集めているピアニストの一人である。


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