オーケストラ・アンサンブル金沢
第21回名古屋定期公演

akiko iwaki

【日時】2004年9月24日(金) 開演19:00(開場18:15)
【会場】愛知県芸術劇場コンサートホール
【指揮】岩城宏之
【協演】諏訪内晶子(vn)、レーラ・アウエルバッハ(pf)
【主催】朝日新聞社、〔財)石川県音楽文化振興事業団
【後援】レンゴー株式会社
【企画・制作】スタジオ・ルンデ
【プログラム】
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲 Op.43
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリッチオーソ Op.28
アウエルバッハ:ヴァイオリン協奏曲(委嘱新作)
アウエルバッハ:ヴァイオリン、ピアノとオーケストラのための組曲 Op.60
ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 Op.73
【全指定席】S:\5,000/A:\4,000/B:¥3,000/学生(当日指定)¥2,000
【ご予約・お問合わせ】ルンデ TEL:052−203−4188
star 諏訪内晶子、アウエルバッハについて語る 
【出演者のプロフィール】
岩城宏之(Conductor)
 東京出身。東京芸術大学音楽学部器楽科中退。1954年NHK交響楽団の副指揮者となり、56年N響演奏会でデビュー。63年N響の指揮者に就任。
 85年オーストラリア大勲章、87年中島健蔵賞、88年サントリー音楽賞、90年フランス芸術文化勲章、91年日本エッセイストクラブ賞、96年紫綬褒章、96年オーストラリア名誉オフィサー勲章、2002年日本芸術院賞・恩賜賞の各賞を受賞。
 国内の主要オーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、バンベルク交響楽団など世界のメジャーオーケストラを常時客演指揮している。
 初演魔といわれているほど、現代音楽の演奏に意欲的で、わが国の現代作品を海外の演奏会で常に指揮するばかりでなく、国内においても外国の優れた現代作品を数多く紹介している。
オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督のほか、N響終身正指揮者、メルボルン交響楽団終身桂冠指揮者、札幌交響楽団終身桂冠指揮者、東京混声合唱団音楽監督、京都市交響楽団首席客演指揮者、石川県立音楽堂芸術総監督を兼ねている。

諏訪内晶子 (Violin)
akiko2 東京生まれ。1990年最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。1991年秋からニューヨークへ留学し、日本での演奏活動を休止。
 1995年より日本での演奏活動を再開後は、小澤征爾指揮ボストン交響楽団、セミヨン・ビシュコフ指揮パリ管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ミネソタ管弦楽団、ミュンフン・チョン指揮フランス国立管弦楽団、ロスアンジェルス・フィルハーモニック、バンベルグ交響楽団、モントリオール交響楽団、アシュケナージ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との協演など、国際的に活躍を続けている。
 2000年には、ルツェルン国際音楽祭へのデビューに続いてベルリン芸術週間にリサイタルおよびシャルル・デュトワ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との協演でデビューするなど活躍の場をいっそう広げた。
 CD録音では、フィリップス・クラシックスとインターナショナル・アーティストとして専属契約を結び、これまでに6枚のアルバムをリリースしている。
 桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース卒業。文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院本科およびコロンビア大学に学び、同音楽院修士課程卒業。国立ベルリン芸術大学でも学んだ。

オーケストラ・アンサンブル金沢
 1988年、音楽監督に岩城宏之氏を迎え、日本最初のプロの室内オーケストラとして石川県と金沢市が設立。世界中よりメンバーを公募し、多くの外国人を含む40名が在籍している。また、設立時より日本では最初の専属作曲家による現代曲委嘱初演制度(コンポーザー・イン・レジデンス)を実施し、これまで、一柳慧、石井眞木、外山雄三、西村朗、湯浅譲二、武満徹、黛敏郎、池辺晋一郎、藤家渓子、林光、江村哲二、松村禎三、三善晃、猿谷紀郎の各氏が作曲し初演している。また、これらの作品を次代に引き継ぐため、「21世紀へのメツセージ」としてドイツ・グラモフォンでCD化している。
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 国内では金沢での公演のほか、東京、大阪、名古屋においても定期公演をおこない、94年には東京にてベートーヴェン全交響曲連続演奏会を、95年より6年間、東京、名古屋にてモーツァルト全交響曲連続演奏会を開催し、高い評価を得ている。
 海外での公演は、89年ベルギー、フランス、92年オーストラリア、ニュージーランド、94年オーストラリア、シンガポール、95年シンガポール、インドネシア、96年イギリス、スペイン、フランス、ドイツ、ルクセンブルグ、デンマーク、97年マレイシア、ドイツ、フランス、98年中国、99年タイ、2002年10月中国とこれまでに9度の演奏旅行を実施し、いずれも成功をおさめている。
 CDの制作も積極的におこない、これまでにドイツグラモフォン、ビクター、ソニー、東芝から発売、92、95年度日本レコードアカデミー賞、94年度文化庁芸術作品賞を受賞。このような活動が認められ、94年飛騨古川音楽大賞、95年出光音楽大賞、96年中日文化賞の各賞を受賞している。
 また、2001年本拠地となる石川県立音楽堂が開館、2002年大河ドラマ「利家とまつ」の音楽演奏(CDとしてソニーより発売)にもたずさわりますます充実した活動を展開している。
 2003年よりワーナーミュージック・ジャパンとの提携によるCD「オーケストラ・アンサンブル金沢1000」(1枚1000円)を続々発売し注目を集めている。

 ●「オーケストラ・アンサンブル金沢 名古屋友の会」の会員も募集しています。

※第22回名古屋定期公演の予定:2005年3月21日(祝)16時
【出演】岩城宏之(cond)/アン・アキコ・マイヤーズ(vn) ほか
【曲目】ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番/ブラームス:交響曲 第1番 ほか

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