初来日! 驚異のコントラバス四重奏

オクトバス 4

UN'OTTAVA SOTTOSOPRA

octbass

今日からあなたの
“コントラバス”を見る目が変わる!
仰天のテクニック、抱腹絶倒のユーモア
話題のグループ初来日!

《ルンデの会6月例会》
2003年6月22日(日)15:00(開場 14:30)


CD「LIVE RECITAL」より
  ボサノヴァ「運命」、リゴレット・クヮルテット、
  ラ・クンパルシータ、犬小屋のシュトラウス ほか
CD「FRYING CARPETS」より
  サマー・タイム、チュニジアの夜、
時の踊り、ニューヨーク・ニューヨーク ほか
 などは予定にすぎません。すべて『聴いてのお楽しみ』です!?


【会場】スタジオ・ルンデ(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)
【参加会費】一般 5,500、ペア(予約)10,000、学生 2,500
      一部座席予約可(160席中約50席、学生除く)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188
オクトバス 4 プロフィール
 弦楽器の国イタリアから驚異の4人組が初来日、“Un'ottava Sottosopra(さかさまのオクターヴ)”の名のとおり、いつもはスコアの一番下にいるコントラバスが驚くほどの透明なサウンド、目からウロコが落ちるテクニックで美しいメロディ、ハーモニーを奏でる。
2 彼らのモットーは、自分自身が音楽を心底楽しみ、お客様にも存分に楽しんでもらうこと。レパートリーはクラシックの名曲に現代風の新しいテイストを加えたもの、ジャズ、タンゴ、ミュージカル・ナンバー、映画音楽からロックまでボーダーレスで、選曲、アレンジのセンスも抜群! ベートーヴェン「運命」をスウィングやボサノヴァに、チャイコフスキー「弦楽セレナーデ」をサンバにアレンジしたり、「ゴーストバスターズ」、「ピンクパンサー」のテーマを陽気なキャラクター、愉快なステージ・パフォーマンスで笑わせ、ムーディに「チュニジアの夜」、シブくピアソラ「リベルタンゴ」、プログレ・ロックの名曲プロコルハルム「青い影」では聴き惚れさせる。
 普段コンサートホールに足を運ばない人たちも魅了されること間違いない。
●現在のメンバー:
アントニオ・シアンカレポーレ
アンドレア・ピギ
アルベルト・ボチーニ
アメリーゴ・ベルナルディ

 サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団のコントラバス奏者、アンドレア・ピギとアントニオ・シアンカレポーレ等により結成された不思議なグループ。彼らの音楽から受ける軽やかな印象は、優れたテクニックに加え、人生を愉快に過ごそうというイタリア人気質の現れであり、柔軟なレパートリーからは、伝統的な音楽だけでは飽き足らないボーダーレスな感覚が窺われる。
 「オクトバス4」はこれまでのカルテット界に例を見ない全く新しい団体である。この四重奏団の誕生は綿密な研究の成果であり、トップクラスのソロ・コントラバス奏者4人の共演が聞ける楽しみでもある。コントラバスと言えば一般的に取り扱いが厄介で不恰好な楽器と思われているが、それが4台集ることによって、コントラバスが潜在的に持っているバラエティに富んだ音色、幅広い音域、豊かなハーモニーを私たちに気付かせてくれる。
 「オクトバス4」は、ポピュラーなクラシックの名曲やジャズ、タンゴ、ロックまで多くのレパートリーを披露することで、コンサートホールには普段あまり縁の無い人々をも新たな聴衆としてターゲットにしている。この四重奏団の持つ際立った特色と広範なレパートリーはコントラバスのゲーリー・カー、フランコ・ペトラッキ、テノールのジュゼッペ・サッバティーニら国際的なアーティストとの共演を実現させている。「オクトバス4」はローマ・システィーナ劇場、フィレンツェ・ピッティ宮殿、クレモナ、アレッサンドリアなどイタリア各地に加えてシカゴ、ポルトガルをはじめ国外でも数多くのコンサート活動を行なっている。
 「オクトバス4」のCDはキングレコードより2枚リリースされている。
 
●コンサート評から:
 コントラバス・カルテットの演奏が聴衆の胸に深くきざまれた。
彼ら4人は技術的に文句なしに素晴らしく、同時に優雅さも併せ持って流れるように演奏した。ピチカートは繊細にかつ力強く、そして弓さばきはゴムのように柔らかく自在であった。とりわけメロディー・ラインを務めたシアンカレポーレは「これが巨大なコントラバス?」と思ってしまうくらいに美しく歌ってくれた。彼らのサウンドは単にコントラバス4本のアンサンブルの音色を超えて、まさに本物のゴスペルやブルースを聴いているかのような極上のサウンドであった。
 ベルナルディーノ・ザッパ(レコ・ディ・ベルガモ 1988/12/5)
メンバー・プロフィール
アメリゴ・ベルナルディ Amerigo Bernardi
 フィレンツェ・ケルビーニ音楽院の出身、L..ランツィロッタ教授に師事。これまでフィレンツェ五月祭管、パルマ・トスカニーニ管、マーラー・チェンバー・オーケストラの首席奏者を歴任。ベルナルディは若く才能あふれるアーティストとして国内外の室内アンサンブルとの共演に積極的に参加している。ベルナルディはジャンルを越えた様々なジャンルのミュージシャンと共演している。

アルベルト・ボチーニ Alberto Bocini
 フィレンツェ・ケルビーニ音楽院でA. ブランディ教授に師事した後、フランコ・ペトラッキ教授の指導を受けた。これまでミラノ・スカラ座管、ローマ・サンタチェチーリア管、ロンドン響などイタリア内外のオーケストラで首席奏者を歴任、現在はフィレンツェ五月祭管首席奏者を務める。レコーディングは、デンオン、ヴェルート・ルーナ、アーツ・ミュージック、さらにボチーニのアイディアで生れたコントラバス専門レーベルNBBレコードにも、ソリストとして登場している。

アンドレア・ピーギ Andrea Pighi
 ペルージャ・モルラッキ音楽院出身、C. ペンタ教授に師事。ソリストとしてまたオーケストラ奏者としての充分な経験をふまえた上で、さらにジャズからポップスまで広いレパートリーで活躍している。1989年よりローマ・サンタチェチーリア管のコントラバス奏者を務める。ピーギは「オクトバス4」の演奏曲のほとんどを編曲、アレンジャーとしての素晴らしい才能も見せてくれる。室内楽奏者としても名高くイタリア内外で幅広く活動している。

アントニオ・シアンカレポーレ Antonio Sciancalepore
 アレッサンドリアでベンツィ教授に師事、1985年優秀なソリストとして音楽院を卒業。1986年から1996年までイタリア放送響に所属、1996年からローマ・サンタチェチーリア響の首席奏者となった。シアンカレポーレは卓越したソリストであり、室内楽奏者としても積極的に活動している。
bernardi

bocini

pighi

sciancalepore


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