若林 顕 ピアノ・リサイタル
WAKABAYASHI AKIRA  Piano Recital

《ベートーヴェンの世界》

《ルンデの会10月例会》 後期ソナタ集 その1
2002年10月5日(土)19:00(開場 18:30)

ベートーヴェン:ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90
同 第28番  イ長調 Op.101
同 第29番 ロ短調 Op.106「ハンマークラヴィア」


《ルンデの会11月例会》 後期ソナタ集 その2
2002年11月10日(日)15:00(開場 14:30)

ベートーヴェン:ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109
同 第31番  変イ長調 Op.110
同 第32番 ハ短調 Op.111


スタジオ・ルンデ(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)
【参加会費:各1日】一般 \4,500、ペア \8,000、学生 \2,00
      一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188

若林 顕(わかばやし・あきら) プロフィール
 東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校にて田村宏氏に師事。
 1982年第51回日本音楽コンクールピアノ部門第2位。1984年東京芸術大学音楽学部入学。ザルツブルク・モーツァルテウムに留学し、ハンス・ライグラフ氏に師事。さらにベルリン芸術大学院に入学し、1994年修了。留学中の1985年、第37回ブゾーニ国際ピアノコンクール第2位入賞。さらに1987年には、弱冠22歳でエリザベート王妃国際コンクール第2位受賞の壮挙を果たし、一躍脚光を浴びる。
 1991年イギリスで開催されたジャパン・フェスティバルに出演。スコティッシュ・チェンバー・オーケストラとの協演等で好評を博す。1991年から1992年にかけて、カザルスホール特別企画「若林顕・ザルツブルクからのメッセージ」に出演。さらに1992年には、サントリーホールにてリサイタルを行い、このリサイタルの演奏に対し、1992年第3回出光音楽賞を受賞した。
 1995、98年とスウェーデンの「ノールショピング室内楽の日々」に招待され参加。95年12月にはパリのサル・プレイエルにてパドゥルー管弦楽団と協演した。また国内でも、ウィーン八重奏団、ステイーヴン・イッサーリス(チェロ)等と共演。1997年秋、王子ホール開館5周年記念「若林顕ブラームスの世界」に出演。カール・ライスター(クラリネット)、山崎伸子、堀米ゆず子(ヴァイオリン)との室内楽や、5年.ぶりとなる本格的なソロ・リサイタルの3回シリーズは、確かな技術と音楽的新境地を披露し、5年間の成果が確実に評価された。
 1998年4月、大阪でワイセンベルグの代役をつとめ大好評を得、また紀尾井ホールにてラフマニノフ作品の、12月にカザルスホールにてフランス作品によるリサイタル行い、「確固たる構築感と湧き上がるロマン的情感が見事に結び付いた名演」と高い評価を得た。
 1998年6月、モービル音楽賞奨励賞受賞。1997年よりライヴノーツ・レーベルに録音を開始。現在『ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ』『ラフマニノフ・リサイタルライヴ・イン・紀尾井ホール』『ブラームス:ソナタ第1番、第2番』『フランク/フォーレ作品集』『ブラームス:ソナタ第3番』がリリースされている。
 1999年12月リンブルク交響楽団へ客演。2001年1月にはエーテボリ交響楽団に客演、聴衆、批評家からも熱狂的に迎えられた。3月には「Amorina Piano Recitalsストックホルム」にソロでデビュー、またノールショッピング交響楽団へ客演し成功を収めた。5〜6月にはロシアナショナル管弦楽団日本ツアーのソリストを務めた。近年特に国際的な活躍の場を広げており、絶えず音楽の実質に向かおうとする姿勢で、将来がますます期待されているピアニストである。  ルンデの会例会には過去6回来演(下記参照)している
若林 若林顕 ルンデの会例会来演記録
1988/12  山崎伸子 チェロ・リサイタル共演
1989/12  ソロ・リサイタル
1990/11  山崎伸子 チェロ・リサイタル共演
1991/10  山崎伸子 チェロ・リサイタル共演
1993/11  アンサンブル《NADA》協演
1998/ 4  ソロ・リサイタル(ラフマニノフ)


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