ユーリ・ブラジンスキー

ヴァイオリン・リサイタル

YURI BRAGINSKY Violin Recital

Braginsky
《ルンデの会10月例会》
2002年10月25日(金)
19:00 (開場 18:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)
※名古屋市民芸術祭2002 協賛


ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ Op.100
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108
バッジーニ:ドニゼッティの「アンナ・ボレナ」による幻想曲 Op.24
ビュータン:ベッリーニの「イル・ピラタ」による序奏とアリア変奏 Op.6
パガニーニ:「ネル・コル・ピウ」の主題による序奏と変奏曲

【共演】原田綾子(pf)
【参加会費】一般 4,500、ペア 8,000、学生 2,000
      一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】
スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188
出演者 プロフィール

ユーリ・ブラジンスキー(ヴァイオリン)

 1954年モスクワで音楽一家に生まれた。幼少の頃からヴァイオリンに興味を示し、7歳の時、モスクワでデビューした。翌62年には旧ソビエト連邦で最優秀の若いヴァイオリニストに選ばれ、メニューヒンの前で演奏し、メニューヒンは「優れた表現力を豊かに持つ完壁なヴァイオリニスト」と語ったという。
 祖国ロシアと西側の最も傑出した指導者に学ぶなか、シェリング、コーガン、メニューヒンらにレッスンとアドバイスを受ける恩恵を受け、以後の音楽的解釈に独自の概念を形成する一助となった。シェリングもその才能にいたく感激し、ヴァイオリンの銘器“ガリアーノ”を贈ったが、そのほか1756年製のイタリアのジョヴァンニ=バティスタ・ガダニーニも使用している。
 六つの国際ヴァイオリン・コンクールの覇者であり、音楽家としての資質とその驚異的な習熟度は高い評価を受けている。幼少から旧ソ連で放送しヨーロッパほか各地のラジオやテレビで頻繁に出演してきた。コンセルトヘボウとのデビュー演奏はオランダ放送でライヴ録音された。またプロコフィエフ、フランク、パガニーニを収録したCDは極めて高い評価を受けている。
 主な音楽祭から定期的に招かれ、ロンドン交響楽団、ロイヤル・フィル、BBC交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、ロシア国立交響楽団などのオーケストラや、サー・グローヴス、プリチャード、ラトルなどとよく共演している。現在はベルギーに移住、ブリュッセルに在住している。
 今回は、ベルリン交響楽団の日本ツアーにソリストとして帯同、各地で協奏曲を演奏する。

原田綾子(はらだ・あやこ、ピアノ)

原田
 名古屋市立菊里高等学校音楽科を経て、愛知県立芸術大学音楽学部ピアノ科を卒業。定期演奏会、卒業演奏会に出演。現在同大学大学院修士課程2年在学中。
 1997年5月スタジオ・ルンデに於いてバルトーク弦楽四重奏団の公開レッスンを受講。日本ピアノ教育連盟主催第15回ピアノオーディション全国大会入賞、浜離宮朝日ホールに於いて入賞者演奏会に出演。朝日新聞社・日本室内楽アカデミー主催第三回若手奏者のためのコンペティション・デュオ室内楽部門第2位、第1回日中友好長江杯国際コンクール・グランプリ。ロンドン・ミュージックスクール・サマーコースに参加、ファイナルコンサートに出演、Highly Commendedを受賞。ロンドン国際音楽コンクール・デイプロマ賞受賞。
 2001年2月ドヴォルザーク室内オーケストラとショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番、12月シュトゥットガルト弦楽六重奏団とシューマンのピアノ五重奏曲、2002年5月、名古屋フィルハーモニー交響楽団とラヴェルのピアノ協奏曲を協演。
 細田和枝、森本恵美子、宇都宮淑子、重野和彦、ローラント・ケラーの各氏に師事。


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