セーリ・トイヴィオ　チェロ・リサイタル
SEELI TOIVIO  Cello Recital

《ルンデの会２月例会》
２００１年２月２７日（火）１９：００（開場　１８：３０）
スタジオ・ルンデ（名古屋市中区丸の内　2-16.-7）
　【共演】斎藤雅広(pf)
J. S. バッハ：無伴奏チェロ組曲　第１番　 BWV.1007
ベートーヴェン：ピアノとチェロのためのソナタ　第４番　ハ長調　Op.102-1
カザルス：「鳥の歌」
ペンデレツキ：無伴奏チェロのためのディヴェルティメント
ドビュッシー：チェロとピアノのためのソナタ　ニ短調

【参加会費】一般 4,200、ペア 7,350、学生 2,100
　　　　　　一部座席予約可（160席中約50席）
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ　TEL:０５２−２０３−４１８８
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　 セーリ・トイヴィオはラハティ（フィンランド）の生まれ。１９８０年に、４歳でラハティ音楽院でチェロを学び始めた。
　１９８８年から９５年までヘルシンキのシベリウス音楽院に学び、またこの間９０年から９３年までプダペストのフランツ・リスト音楽院のミクロシュ・ペレーニのもとで研鑽を積んだ。９５年からは、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オプ・ミュージックで学び、ディプロマを取得している。
　彼女はソリストとして、イギリス、フインランド、ドイツ、ポーランドで活躍。９４年にはフィンランドで「ヤング・ソロイスツ・オプ・ザ・イヤー」に選ほれた。多くのヨーロッパの国ではもとより、南アフリカでも、ソロ・リサイタルや室内楽のコンサートを開催し、またテレビやラジオなどへの放送録音も数多い。アバド、ハイテインク、ギーレン、ロストロポーヴィチ、エトヴェシュなどの世界を代表する指揮者の指揮で、ＧＭＪＯ、ＳＨＭＦＯ、ＥＵＹＯなどの主要なヨーロッパのユース・オーケストラの首席チェリストをつとめてきた。
　これまでにフィンランド国内のチェロ・コンクール、室内楽コンクールで優勝ないし入賞を続け、ロイヤル・アカデミー・オプ・ミユージツクの全ての主なチェロの賞を受賞した。イングランド全土に放送された８ＢＣのヤング・ミュージシャン・コンクールでも圧勝し、Ｂ８Ｃコンサート・オーケストラと協演する。９８年４月にはイギリスの国際ラズモ・スタッファ賞の第２位を受賞、更に同年８月にはイタリアのパルマ・ドーロ国際室内楽コンクールで優勝している。

　東京芸術大学出身。チェルニー＝ステファンスカに才能を認められ内弟子として学ぶ。１８歳で第４６回日本音楽コンクールに優勝し、翌年ＮＨＫ交響楽団との共演でデビュー。安宅賞、霧島国際音楽賞受賞。ＮＨＫ名曲アルバム、ベストオブクラシック他の数多くの放送に出演。
　またＮＨＫ−ＦＭラジオのパーソナリティやプロデューサー・作曲家・編曲家としても活躍、数冊のピアノの本も出版され、雑誌への執筆等の評論活動、イラストの連載等マルチぶりを発揮する一方、毎日学生音楽コンクールの審査の他、キエフ国立音楽院でもマスター・クラスを開いた。
　ＮＨＫ教育ＴＶ「トゥトゥアンサンブル」のメインキャラクター「キーボーズ」役を２年間務め、華麗な演奏と喜劇役者顔負けの演技力で、幼児から大人までの圧倒的な支持を得て現在人気沸騰。また１９９９年秋にはＮＨＫ教育ＴＶ「趣味悠々」に日本人クラシックピアニストでは初の講師として登場し、さらなる多忙なコンサート活動を展開中。