ルンデ開館満20年記念シリーズ
御喜美江&ゲオルグ・フリードリヒ・シェンク
《ファンタスティック・アコーディオン》

MIKI MIE &  GEORG FRIEDRICH SCHENCK
Fantasitic Accordion XVI
御喜シェンク
    御喜美江        ゲオルク・フリードリヒ・シェンク
《ルンデの会3月例会》
2001年3月12日(月)19:00(開場 18:30)
スタジオ・ルンデ
(名古屋市中区丸の内 2-16.-7)


【第1部】アコーディオン・ソロ
ヤナーチェク:《草かげの小径にて》(全10曲) ほか
【第2部】アコーディオンとピアノによるコンサート&ワークショップ
モーツァルト:アダージョとアレグロ KV.594
モリク:《古い劇音楽》より ボレロ、慰め、農民の踊り、祈り、セレナーデ
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.52
ヴァルポラ:マリリーナ〜アコーディオンとピアノのための(1987)


【参加会費】一般 4,200、ペア 7,350、学生 2,100
      一部座席予約可(160席中約50席)
【予約、お問合わせ】スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188
出演者 プロフィール

御喜美江(みき・みえ アコーディオン)

 東京生まれ。4歳からアコーディオンに親しむ。
 16歳でドイツ・トロシンゲン市立音楽院へ留学。1973・1974年「クリンゲンタール国際アコーディオンコンクール」青年の部で連続優勝。同年「アヌシー国際アコーディオンコンテスト」二重奏の部で第1位。ハノーバー国立音大ピアノ科でベルンハルト・エーベルトに師事、卒業後デュイスブルクのフォルクヴァンク音楽大学アコーディオン科の講師となる。同大学教授を経て、現在デトモルト国立音楽大学(ドルトムント校)アコーディオン科教授。
 ドイツを中心に活発な演奏活動を展開し、世界の主要なフェスティバルなどに招かれている。
 1990年には1989年度ドイツ州政府芸術奨励賞(音楽部門)をアコーディオン奏者として初めて受賞した。
 国内では、1977年に岩城宏之指揮・札幌交響楽団で日本デビュー。ルンデの会例会には1983年以来96年を除く毎年3月来演し(下欄参照)、常に意欲的なプログラミングで聴衆を魅了している。1987年サントリーホール・オープニングコンサートシリーズでリサイタル。1988年カザルスホール・オープニングコンサート。バロック作品から彼女のために書かれた新作(その数は約40曲にのぼる)に至るまでの意欲的なプログラムが注目を集め、クラシック・アコーディオンの第一人者として幅広い支持を得ている。
 国内盤CDでは「風のファンタジア〜クラシックアコーディオンの世界」「モーツァルト in アコーディオン」(CBSソニー)、「御喜美江 アコーディオン・シーン」(フォンテック)、1997年に音楽の友社主宰レコード・アカデミー賞特別部門(日本人演奏)を受賞した「御喜美江アコーディオン・バッハ」(アイオロス)、「フランス・バロック集」「ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集」、ヴィオラの今井信子とのデュオ「時の深みへ」(以上キング・インターナショナル)、アコーディオンのシュテファン・フッソングとのデュオ「T”W”GETHER」(DENON)など多数。今後、BISレーベルよりリリース予定。

ゲオルク・フリードリヒ・シェンク(ピアノ)

 1953年ドイツのアーヘンに生まれる。クラウディオ・アラウ、ベルンハルト・エーベルト、アンドレ・ワッツに師事。ドイツ、アメリカを中心に活動を展開している。A.ワッツが「音楽の真実を、ピアノの持つ素晴らしい表現力に結び合わせる能力の持ち主」と評したように、彼は音楽に対して知的な問いかけを内に持ちつつ、芸術的にはがっぷり四つに組むタイプである。レパートリーは古典派から現代作品にいたるまで幅広い。87、88年には、ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会を成功させ、日本でもカザルスホール・オープニング記念コンサートで、ベートーヴェン・ピアノソナタによるリサイタルを行なう。93年、A.ワッツとのデュオ(2台ピアノ)でアメリカ8都市のツアーを行なう。現在、デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学ピアノ科主任教授。ブラームスとブラームスにまつわる委嘱新作の室内楽シリーズを主宰している。
著書に「解釈技法〜ピアノの演奏法について」がある。CDは、「ヒンデミット:ピアノ作品集」「ブラームス:トランスクリプション集」などをリリース。最新盤は「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集」。
御喜美江 ルンデの会例会来演記録
1983年 4月 Fantastic Reeds -1- 【共演】崎元 譲(harmonica)
1984年 3月 Fantastic Accordion -1-「スカルラッティから高橋悠治まで」
1985年 3月 Fantastic Reeds -2- 【共演】崎元 譲(harmonica)
1986年 3月 Fantastic Accordion -2-
1987年 3月 Fantastic Accordion -3-
1988年 3月 Fantastic Accordion -4-
1989年 3月 Fantastic Accordion -5-【RUNDE Klavier Tage '89】
1990年 3月 Fantastic Accordion -6-
1991年 3月 Fantastic Accordion -7-【共演】安田謙一郎(cello)
1992年 3月 Fantastic Accordion -8-【共演】安田謙一郎(cello)
1993年 3月 Fantastic Accordion -9-
1994年 3月 Fantastic Accordion -10-
 【共演】ディター・デレンベッヒャー、クリスティーナ・タチク(accodion)
1995年 3月 Fantastic Accordion -11-【共演】ゲオルク・フリードリヒ・シェンク(piano)
1997年 3月 Fantastic Accordion -12-
 【共演】ゲオルク・フリードリヒ・シェンク(piano)、Das Klarinetten Duo
1998年 3月 Fantastic Accordion -13-
1999年 3月 Fantastic Accordion -14-【共演】高橋悠治(cembalo)
2000年 3月 Fantastic Accordion -15-【RUNDE Klavier Tage 2000】


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