hall hall

 1981年5月、当時の日本では珍しかった民間《室内楽専用小ホール》としてスタートした《Studio RUNDE》は、180人も入ったらパンクしてしまうちっぽけなホールでした。
 でも、今は亡きタチアナ・ニコライエワ女史をはじめ、内外のアーティスト達にも愛され、また、諏訪内晶子を筆頭に、多くの有能な若い音楽家が、このステージから世界に向けて巣立ちました。
 その《Studio RUNDE》は、2007年6月29日、誕生以来26年の充実した「生涯」を閉じました。

 ここでは、ルンデの会会員としてスタジオ・ルンデの支援を続けてくださった方々が、そこで展開された自主企画コンサート《ルンデ会例会》の終結(2006年6月)に伴って、その「ルンデに寄せる想い」を綴ってくださった文集から順次ご紹介して参ります。