『オルガンの国のアリス』

吉田 文 オルガン・リサイタル

名古屋テレビ『音楽の仲間』シリーズ
 5月15日(土)19:00 (開場 18:30)
 愛知県芸術劇場コンサートホール
吉田 文(Org)、星川美保子(語り)

【曲目】J. S. バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
J. S. バッハ:“目覚めよと呼ぶ声あり”BWV.645
J. S. バッハ:フーガ ト短調BWV.578 “小フーガ”
クレランボー:組曲 より
  シュトックマイヤー:“大聖堂のオルガン音楽を聴く踊り子”
ドメシュー:テ・デウムOp.11
ジャン・ギュー:“オルガンの国のアリス”(語り手:星川美保子)
『わたしはアリスの部屋で
鏡に向かって坐っていた。
それは彼女がこの鏡を通り抜けて、
冒険から帰ってきた日のことだった!』

多彩な音色が生れ出る不思議な楽器 オルガン――
あなたは、その世界をつぶさに覗いてみたくありませんか?
ルイス・キャロルの小説のヒロイン《アリス》とともに、
オルガンの国を旅しましょう!

 プログラム前半では、吉田自身がそれぞれの曲での楽器の使われ方の解説をしながら、古典から現代までの著名な作品を弾きます。後半は星川美保子のナレーションで、愛知県芸術劇場コンサートホールの大オルガンのすべてを探険します。
吉田文は名古屋市出身。中学卒業と同時に単身渡独。17歳でドイツ国立ケルン音楽大学に入学、同大学カトリック教会音楽科及びオルガン科卒業。Kantorin(A級教会音楽家)及び国家演奏家資格取得。ケルン南部司牧地区教会音楽家として活躍する傍ら、日独両国を中心に活発な演奏活動を行っています。古典はもとより、近現代作品にも独特の鋭い感性を示す稀有の才能の持ち主。日本でのリサイタル(東京、名古屋、京都、大阪等)では、その意欲的なプログラムと優れた演奏で常に高い評価を受けています。
ナレーションを担当する星川美保子は、名古屋市立菊里高校を経て東京芸術大学声楽科卒業。現在同大学大学院修士課程オペラ科在学中です。
【料金】 全自由席 2,000円
【主催】 名古屋テレビ放送、スタジオ・ルンデ
【後援】 ルンデあしながクラブ、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会
【マネージメント】 ルンデ
【チケット予約、お問合わせ】 スタジオ・ルンデ TEL:052−203−4188