中岡秀彦/中岡祐子 エッセイ集
【237】 「【その何か】〜制作 その1」 2017. 6.12

連休の始まった頃、僕はある大きなホームセンターの材木売り場にいた。頭で描いた完成図を元に、売り場にある様々な板で、どの板なら効率よく木取りが出来るかを考えていた。

そう!【その何か】を自作する事にしたのです!!

大体のイメージを紙面上で描き、寸法は未定のままホームセンターに足を運んだのだ。そして店内で実際の板を手に取りながら、また制作過程を考えながら、どの板からどう部材を切り出すかを考えていたのです。
一体、何を作ろうとしているのでしょうか・・・?

ここからが実際の制作段階、その過程を写真付きで紹介します。大きさの見当がつくように一緒に鉛筆を写し込んであります。

●まず買ってきた木材に鉛筆で線を引き、部材を切り出した。
写真は、板に木取り図を書いた状態(写真1)と、それを切り分けた状態(写真2)。板の大きさは新聞紙を見開きにした時の片方の頁くらい。
*初めは写真を撮るつもりではなかったため、左の写真は本当はカット後の板を再度くっ付けて並べたもの、中央付近は一部、鑿(のみ)を使った為、その木屑が無くなり、板が置かれている床が見えています。
写真1
(写真1 板にカット線を描いた状態)
写真5
(写真2 カット後)

●もう一枚、こちらは幅の狭い板が2枚。カット前(写真3)とカット後(写真4)
写真1
(写真3 カット前)
写真5
(写真4 カット後)

●その他に買った部材はこちら。
円盤 サイズの異なる円盤を各2枚と、細長い棒状の木(写真では長いものを既にカットして2本にしてある状態)

●大きな円柱(高さ10㎝)は購入したままの状態。
 四角い板と小さな円柱(これらは購入した物ではなく家にあった端材を使用)。どちらも既に面取り加工を済ませたもの 円柱

(続く)
( H. N. )

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