中岡秀彦/中岡祐子 エッセイ集

【217】 『大阪城公園の桜』  2015. 4. 3

先日、用事で大阪に行った。その帰りに、せっかくこの時期に来たのなら桜でも見に行こうと大阪城公園に立ち寄った。
まず、その公園の敷地の広さに驚いた。桜は満開でちょうど見頃を迎えていたのだが、そのあまりの広さのため満開の桜と大阪城は遥か遠くにあり、最初はそれほど素晴らしいとは思えなかった。どこに行ってもこれくらいの桜はあるだろう、くらいに思った‥‥。
しかし、次第に近づくにつれ、桜の背景に風格をたたえた大阪城が見え隠れするようになると桜の表情が一変した(ように思われた)。
「〜〜、き・れ・い・! す・ご・い・!〜〜」
声とも、ため息とも言えぬ音を無意識に発していた。こんな時にぴったりの言葉は探せない。
晴天にも恵まれ、公園の桜は青空と大阪城を背景に、春の訪れを喜んでいるかのように咲き誇っていた。
その写真を紹介します。(それぞれクリックすると大きくなります)

大阪城1 大阪城2 大阪城3 大阪城4 大阪城5

( H. N. )

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