中岡秀彦/中岡祐子 エッセイ集

【201】 『春が……』  2014. 3. 18

春がやってきました!

朝食の用意をしていたら、キッチンの窓の近くで鴬が啼きました。あんまり可愛い声なので、手を止めて少しだけそおっと窓を少開け、暫く耳を傾けることに…。

姿は見えませんでしたが、その声の近さから、どうやらすぐお隣の家の庭の木に留って啼いているようです。「ホーホケキョ」という大人の歌声(?)ではなく、「フッフーキッキョ、、、、フーフーフーケキョキキピピ、、、」と、一生懸命です。可愛らしい澄んだ声で、休む間もなく啼いてくれました。

5分くらいでしょうか、聞き入っていましたが、急に声が聞こえなくなりました。よそのお家に飛んで行ったのでしょう。
春の気分を届けてくれた一羽の鶯…… お陰でとってもいい一日になりました!

春本番まで、あと少しです。
( Y. N. )