中岡秀彦/中岡祐子 エッセイ集

【196】 『エリツィン』  2013. 11. 18

旧ソ連のキャラクター「チェブラーシカ」にぞっこんで、外交や経済も気になるロシアオタクの私。ある日、地下鉄ホームのベンチで何げなく電車を待ってると、隣に座った2人の女子高生が
「エリツィンがさぁ、、」
と喋っていた。今の女子高生もロシアの話するんだなぁ、と思い2人の会話を思わず聞き入ってしまった。
「最近だんだん痩せて来たでしょ?」
「だよね,会う度に細くなっちゃって私も心配してるんだ」
「ちょっと今度電話してみるわ」
それを聞いていた私
「・・・?」
よくよく聞いていたら、[エリツィン]でなくて[エリちゃん]の話でした。
エリちゃん・・? 私は知りません・・・
( Y. N. )

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