中岡秀彦/中岡祐子 エッセイ集

【136】 『リサイタル終わりました!』  2010. 8. 8

先日のリサイタル、35度を超える酷暑にもかかわらず、多くの皆様が聴きに来て下さり、本当に嬉しく思いました。また、たくさんの方々に支えて頂きましたお陰で、無事終了いたしました。
有難うございました!!

今回は初めての宗次ホールでした。今まで何回か弾いたことのある電気文化会館とは、ステージの奥行きもホールの形状も違うため、それによって自分に聞こえてくる音の状態、特に残響の長さが全く異なりました。楽器そのものも比較的新しく、タッチやペダルにも少し工夫が要りました。
祐子
ひとつのオレンジから “たった1滴” を絞り出すような作業・・・それが “本番の演奏” だと思います。リサイタルは何度やっても毎回異なり、毎回難しいです。音楽の素晴らしさをかみしめつつ、その難しさも痛感しますが、これからも前進して行けるよう精進したいと思っております。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(中岡祐子)

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