中岡秀彦/中岡祐子 エッセイ集

【106】 『発表会』  2009.2.14

 先日、ピアノ発表会をした。今回の会場は公の広いホールでなく、個人の建てた小さめのホール、名古屋近郊だが、会場から一歩外へ出れば、見えるのは森と空と池、空気も澄んでいて車の音も一切聞こえない。一瞬、避暑地かと思うような雰囲気のある場所だ。
 最年少、唯一の小学生で頑張ったMさん、作曲科の学生I君ほか、これから音高受験を目指す人、音高生や音大生、既に演奏活動をしている人などなど、皆、最高に気合の入った一日だった。
 弾く人だけでなく、会場の聴く側も真剣そのもの、最後まで全く集中力途切れずに聴いて下さった事に感心した。有難うございました!

 人前で演奏すると言うことは、常にハプニングと隣り合わせである。指導する立場から見ても、次の課題がはっきりすると同時に、積み重ねの成果が現われて嬉しい気持ちにもなる瞬間でもある。

  終了後の写真、何故こんなにニコニコしているか?・・・それは出演者だけの秘密デス。

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(H. & Y. N. )

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