【94】 『鹿児島旅行〜写真集』 2008.5.11
先日、鹿児島旅行をした。2年前にも1人で行ったが今回は家内と2人での旅。
前回と同じく、鹿児島市の近くに住んでいるピアノの先生とも会うことが出来、何度もその方と行動を共にした。(なんと、我々の旅行に合わせて、幾日か休暇を取って下さっていた!)
今回のエッセイは、そのときの写真集(ほんの少しですが…)です。名古屋では、まず見かけない風景です(当たり前だ!)。
旅から戻ってきた翌日に小さな噴火をした、今も活動している火山である。島の中にはあちこちに溶岩がある(溶岩で出来た島なので当たり前だが……)。この写真で地上に見えている部分の高さは、2〜3メートル。
【2.えびの高原】(宮崎県)
霧島温泉郷を北上すると県境を越え宮崎県に入る。傍には硫黄山があり、その匂いが立ち込めている。周り一面は硫黄岩一色。ここが地球上か?と疑いたくなる殺伐とした風景である。青い車は今回借りたレンタカー。大地に比べて、如何に小さいかがよく分かる。
付近には、硫黄岩の中を、【自然観察路】が作られていた。歩いてみたが、地球誕生の瞬間を垣間見ているようだった。
【3.夕日に染まる桜島】
晴天の日にホテルのベランダから撮影したのだが、名古屋のようにハッキリとカラッとした色には見えない。うっすらと靄が掛かっている。地元の人に聞いたら、こちらの晴天はいつもこんな感じ、ということだった。
【4.薩摩半島南端、「山川」の砂むし】
《砂むし温泉》とは海岸に沸いている温泉で砂浜が熱くなるのを利用するもので、体全体をすっぽりと砂の中に埋めてしまい、砂に蒸された状態になるもの。温泉の《湯》の代わりに《砂》なのだ。
砂浜に日よけの屋根が作ってあり、そこで、顔だけ出して砂に埋まった状態になる。足は海に向いている。
右の写真、砂浜から直接湯気が昇っているのが分かりますか?
砂浜の下では、いまも盛んに火山活動が営まれているのだ。砂むしの場所から20メートルほど離れているだけ。
付近に数箇所、砂浜を1メートルほど掘った所があり、覗くと沸騰した温泉がブクブクと湧き上がっていた。この砂浜の下の温泉が、地上に噴出しているのである。見えている湯の量は洗面器2杯分程だが、砂むしを終えて20分後位に再び見たら、そのブクブクはもう消えていた。
【5.南国情緒豊かな道路】
電柱の高さほどもある大ソテツが、延々と続いている。正面は【薩摩富士】とも呼ばれる、開聞(カイモン)岳。
【6.池田湖湖畔の休憩所】
この写真の撮影場所は某有名カメラ店に、プリントの大きさの見本として飾られている写真と同じ場所。撮った写真をプリントしようとその店に入ったときに、すでに大きく引き伸ばされているのが壁にかけてあり、驚いた。
【7.鹿児島名物 《天文館むじゃき》 の氷しろくま】
鹿児島市内の本店にワザワザ行きました。カキ氷なのですが、そのかけてあるシロップに秘密がある。デコレーションもオリジナルでいろんなフルーツがちりばめられている。この写真は上にアイスが乗っているもの。とにかく美味しい!!いま、全国でブームになりつつあるそうで、4月はじめに名古屋のあるデパートの九州物産展に初登場した。もちろん僕は仕事帰りに立ち寄った!
【8.桜島の夜明け】
特に、どうってこと無いが、
やはり美しさに感動する。
(H. N. )
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