中岡秀彦/中岡祐子 エッセイ集 |
【103】 『名曲リサイタル、風雅、そして Largo』 2008.11.25
このところ急に、寒くなりましたね。皆様お元気でしょうか? 11月前半は続けて3週、違うヴァイオリニストとのコンサートや録音がありました!
3日はNHK-FM番組「名曲リサイタル」の公開収録でした。前半は、藤原歌劇団テノール歌手の小山陽二郎さんとピアノの金井克子さんでした。私の出番は後半、フィンランド留学が長かった澤田幸江さんと、グリーグ:ソナタとシベリウス: “田園舞曲” などでした。今回は東海3県の番組ダイジェスト用に録画もありとの事で、いつもと違うスタジオでした。何とヘアメークさんにまでお世話になって、広いテレビスタジオでの収録でした。セットもテレビ用とあって立派、パルテノン神殿のような?柱が立ち、照明も曲によってグラデーションが変化したり・・・、ピアノの鍵盤のすぐ左端に三脚で定点カメラが備えてあったり・・・と、珍しいことばかりで緊張しましたが、何とか無事終わりました。
9日は、海部交響楽団コンサートマスターの服部真規子さんと愛西市の個人ホール「風雅」で、タルティーニ:ソナタとモーツァルト:ソナタを演奏。大きなお屋敷の一角、立派な中庭の見えるホールでした。
澤田さんは北欧作品、服部さんは古典、中川さんは近代フランスとロシアもの・・・と、見事に時代も国も異なっていて勉強するのが面白かったです。毎回の合わせでは様々な発見があり本当に楽しかったし、3人それぞれ、人間的にもとっても素敵な方たちで、感謝・・・です。 (Y. N. )
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