中岡秀彦/中岡祐子 エッセイ集 |
【63】 『電気文化会館20周年記念コンサート』 2007.2.1 1月26日の電気文化会館20周年を祝うコンサート、無事に終わりました。26日の器楽、27日の声楽ともにチケットは完売、満席のお客様でした。会場に足を運んでくださった方々、いらっしゃれなかったけれど応援してくださった方々、有難うございました!シューベルト:ピアノトリオ “ノットゥルノ”、全体としては静かで温か、途中に大変活発な部分をはさんで短いながら凛とした美しさのある作品。ヴァイオリンの中川さん、チェロの長谷部さんとは初顔合わせでしたが、爽やかな方たちで大変心地よく演奏することが出来ました。 幸せな曲を幸せなメンバーと出来て幸せでした。 宮田俊雄さんの近現代作品のソロの後、私たちのピアノデュオ。ラヴェル:“亡き王女のためのパヴァーヌ” “ラ・ヴァルス” を2台ピアノで演奏しました。“亡き王女…”は夢見るような静かな曲、“ラ・ヴァルス”はなかなかスリリングな作品です。弾くたびにいろいろ発見があったり冒険があったりと、とても楽しいです。 私たちの出番は前半で無事終わり、後半は中川さん(Vn)と宮田さん(Pf)でヤナーチェク:ヴァイオリンソナタ、そして最後に、島田さん(Vn)松実さん(Va)長谷部さん(Vc)でベートーヴェン:弦楽トリオ、という盛りだくさんなプログラムでした。皆さんそれぞれ個性的な奏者ばかり……とっても素敵な一晩となりました。。。
考えてみれば、私たちも一昨年デュオ結成20周年を迎えました。この電気文化会館でも何度も演奏して来ましたので、自分たちも共に歩んできたホームグラウンドでもあります。
ホールの方が撮って下さった写真を紹介します。 (H. N. & Y. N. )
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