２０００年１０月１７日（火）１９：００（開場　１８：３０）
レーガー：六つのワルツ　作品２２
三善　晃：音の手帳
ベルリオーズ：「幻想交響曲」より“舞踏会”“断頭台への行進”
ミヨー：スカラムーシュ
インファンテ：アンダルシア舞曲（全３曲）

【会場】電気文化会館ザ・コンサートホール
【全自由席】３５００円／当日 ３８００円
【マネージメント、予約、お問合わせ】ルンデ　TEL:０５２−２０３−４１８８

　１９８４年にデュオを結成。これまでに名古屋で四手連弾と二台ピアノでのリサイタルを六回開いている。８７年、９８年、９９年にはＮＨＫ−ＦＭ放送に出演し、９０年にはモーツァルト没後２００年記念として企画された朝日新聞主催の協奏曲全曲連続演奏会で『二台のピアノのための協奏曲 K.365』を演奏。
　１９９３年のデュオ・リサイタルは名古屋市民芸術祭賞を受賞し、そのライヴ版ＣＤが発売された。また同年の朝日新聞「３氏が選んだベストスリー」にも推薦されている。９６年に電気文化会館ザ・コンサートホールで行ったリサイタルは「アンコール・シリーズ」に選ばれ、翌年同ホールの主催による演奏会が催された。
　「四手連弾」と「二台ピアノ」にはそれぞれ独自の響きと味わいがあるため、デュオ・リサイタルでは必ず両者を組み入れている。連弾では、硬質で澄んだ音色を持つ秀彦が第１ぴあの、豊かでまろやかな響きの祐子が第２を受け持つ。今回前半三曲（レーガー、三善、ベルリオーズ）は四手、後半（ミヨー、インファンテ）は二台。それぞれの眼目をレーガーとミヨーに置き、他に親しみやすい響きを持つ作品を配して、聴衆にデュオの面白さを楽しんで欲しいと願っている。

◎中岡秀彦：
　名古屋市立菊里高校から、東京芸大ピアノ科卒。リスト音楽院サマーセミナー参加。ソロ、デュオ活動のほか、室内楽、協奏曲、歌曲伴奏等でも活躍。ＮＨＫ洋楽オーディション合格。第１１回名古屋市民会館新進演奏家紹介コンサートのオーディションで最優秀賞受賞。１９９９年のソロ・リサイタルは名古屋市民芸術祭審査員特別賞受賞。
　現在、名古屋音楽大学、明和高校音楽科、名古屋音楽学校講師。

◎中岡祐子：
　名古屋市立菊里高校から、愛知県立芸大ピアノ科卒。ザルツブルグ夏期講習会、リスト音楽院サマーセミナーに参加。ソロ、デュオ活動のほか、室内楽、協奏曲、歌曲伴奏等でも幅広く活躍。９３年名古屋市文化振興事業団海外研修生としてウィーンにて研鑽を積む。
　現在、金城学院短大、桜花学園高校、名古屋音楽学校講師。