原田綾子 プロフィール

5歳よりピアノをはじめる。名古屋市立菊里高等学校音楽科を経て、愛知県立芸術大学に進み、同大学定期演奏会、卒業演奏会に出演。2003年同大学院修士課程を修了。

綾子

高校在学中にピアノ・トリオを結成し、1997年5月スタジオ・ルンデにおいてバルトーク弦楽四重奏団の公開レッスンを受講し好評を得る。その後、同トリオで、名古屋国際室内楽フェスティバル・アマチュア室内楽フェスティバル優秀賞、第1回日中友好長江杯国際音楽コンクール・グランプリ、第3回若手奏者のためのコンペティション・デュオ室内楽部門第2位に入賞。

日本ピアノ教育連盟第15回ピアノオーディション全国大会入賞、春日井市、和歌山音楽コンクール等に入賞。
2001年、ロンドン国際音楽コンクールディプロマ賞、聖ジョンズ・スミス・スクエアにて記念演奏会に出演。2000年2月、カワイ楽器・竜洋コンサートとしてソロリサイタル。

2002年10月には、ベルリン交響楽団のソリストとして来日したヴァイオリニスト、ユーリ・ブラジンスキーのリサイタル・ツアーの共演ピアニストとして、その音楽的な柔軟性を高く評価された。

これまでに、シュトュットガルト弦楽六重奏団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、ハンガリーでは、セゲドシンフォニーオーケストラ等と共演。その他、名フィルサロンコンサート、JRセントラルタワーズ・スカイストリートコンサート、春日井市お昼のコンサート、春日井フレッシュコンサート、虎ノ門JTアートホール「期待の若手演奏家によるアフタヌーンコンサート」等に出演。

メーネット夫妻と

2003年より2年間、ハンガリー国立リスト音楽院に留学。ファルヴァイ・シャーンドル前院長、ネメティー・アッティラ氏、室内楽をバルトーク弦楽四重奏団のネーメット・ゲーザ氏に師事。(写真:ネーメット先生ご夫妻と)
2004年第18回ヴァレンティノ国際音楽コンクール第1位、およびヴァレンティノ大賞を受賞。その他、ベラ・バルトーク国際音楽コンクール、リスト・バルトーク国際音楽コンクールで入賞。バルトークの生誕地ナジセントミクローシュや、デブレツェンのベートーヴェン・コンクールのオープニング・セレモニーにて入賞者記念演奏会に出演。2004年、2005年、ブダペストにおけるジャパン・フェスティバルに出演。イタリア、フランス、ハンガリーにてソロリサイタル。

2006年6月、《ルンデあしながクラブ推薦コンサート》「三人のリサイタル」(愛知県芸術劇場コンサートホール)に出演。その他数多くのコンサートに出演し、意欲的に活動を続けている。
第13回日本モーツァルト音楽コンクール奨励賞受賞。

2010年3月電気文化会館ザ・コンサートホールにおいてリサイタルを行い、高い評価を受けて「2009年度名古屋音楽ペンクラブ賞」を受賞。

細田和枝、森本恵美子、宇都宮淑子、重野和彦、ローラント・ケラーの各氏に師事。

現在、名古屋短期大学及び同朋高等学校音楽科非常勤講師。