ルンデの会例会 『J. S. バッハ没後250年に因む』 特別企画

小山実稚恵 バッハ・シリーズ 全四回

  第1回:1999年10月24日(日)15時

  第2回:2000年 4月 9日(日)15時

  第3回:2000年10月 8日(日)15時

  第4回:2001年 4月15日(日)15時


  【会場】スタジオ・ルンデ(定員160名)
  【一般参加会費、各1回】 4,200円/ペア 7,350円/
    学生 2,100 円/ルンデの会会員 3,150円(いずれも税込み)
  御予約・お問合せ:ルンデ(052)203−4188

◆全シリーズの予定プログラム◆
【第1回】 1999年10月24日(日)15時
最愛の兄の旅立ちに寄せるカプリッチョ BWV.992
トッカータ ニ長調 BWV.912
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
パルティータ 第2番 ハ短調 BWV.826
幻想曲 ハ短調 BWV.906
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903


【第2回】 2000年 4月 9日(日)15時
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 全曲

【第3回】 2000年10月 8日(日)15時
平均律クラヴィーア曲集 第2巻 全曲

【第4回】 2001年 4月15日(日)15時
ゴールドベルク変奏曲 ト長調 BWV.988

◎このピアニストについては、もはや何も申すことはありますまい。「チャイコフスキー、ショパン両国際コンクールに上位入賞した日本のピアニスト」として楽壇の脚光を浴び、以後着々と自分の世界を築きあげています。テーマをバッハに絞った今回のリサイタル・シリーズは、彼女の音楽活動の中でも極めて重要な意味を持つ企画です。「じっくり聴いて欲しい」というルンデ初登場の本人の希望、こちらもじっくり受け止めたい期待のコンサートです。

 『小山実稚恵 プロフィール』
  6歳よりピアノを始める。東京芸大、同大学院修了。
  第7回チャイコフスキー国際コンクール、ピアノ部門第3位。第11回ショパン国際ピアノ・コンクール第4位。
  1986年第12回ショパン協会賞を受賞し、チェコの「ショパン・フェスティヴァル」に招待される。1990年モスクワ音楽院大ホールにてリサイタルを行った。1991年ロイヤル・フェスティヴァルホールでのロイヤル・フィルとの協演でロンドン・デビュー。1994年にはモスクワで「第10回チャイコフスキー国際コンクール」の審査員をつとめる。同年「飛騨古川音楽奨励賞」受賞。
  全国各地でのリサイタル・ツアーのほか、東京・サントリーホールでは2年ごとにテーマを決めた自主リサイタルを行ってきた。1999年から2000年にかけては、バッハの作品をシリーズで取り上げる。
  オーケストラとの協演も意欲的に取り組み、古典から近・現代に至る40曲以上の幅広いレパートリーを持つ。日本のオーケストラの海外ツアーにソリストとして同行することもしばしばで、1998年11月にはシャルル・デュトワ指揮のNHK交響楽団との中国公演を行った。
  海外オーケストラとの協演も多く、これまでに、ロイヤル・フィルハーモニー、BBC交響楽団、セント・マーティン・アカデミー管弦楽団、イギリス室内管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー、ベルリン交響楽団、モントリオール交響楽団、モスクワ放送交響楽団、ロシア・ナショナル交響楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー等が挙げられる。共演指揮者は、オットマール・スイットナー、ジェームズ・コンロン、ラファエル・フリューベック=デ・ブルゴス、ヴォルフガンク・ザヴァリッシュ、ジャン・フルネ、サー・ネヴィル・マリナー、ホルスト・シュタイン等々。1999年7月にはモスクワ放送交響楽団、11月にはベルリン・ヴィルトゥオーゾとの協演が予定されている。
  室内楽の分野でも、マリア=ジョアン・ピリスとの連弾ピアノ、ヴァイオリンのオーギュスタン・デュメイとのデュオ等、積極的に取り組んでいる。
  レコーディングに関しては、ソニー・ミュージック・エンタテイメントと専属契約を結び、これまでに15枚のディスクをリリース。最新盤は、1998年10月の「ベルク、リストのソナタ他」。